土曜補習につきまして
土曜日には、「土曜補習」という実力を養成するための講座を開講しております。
土曜補習と平常授業の役割分担を行いながら、志望校合格のために必要な力を養成しております。
今回は、その役割分担と土曜補習の内容についてお話させてください。
平常授業は、学校進度の先取り授業を行うことで、学校が復習となり、同じ内容を最低2回(宿題も入れると3回以上)は学べる状況を作り出そうとしています。
また、苦手科目や、積み残した科目がある場合には、復習授業も取り入れ、先取りと復習の両建てで進めているのが平常授業です。
これだけでも十分なのでは?と思われるかもしれません。しかし、平常授業は、どんどん進んでいく学校の先取りが中心となるため、1つの課題にじっくりと取り組むという勉強には、あまり向いていないのです。
■土曜補習の役割
その役割を果たすのが土曜補習です。土曜補習では、中3生は模試のやり直しを実施。高3生は、受験科目に応じた問題演習を行っています。
まず中3生、模試のやり直しですが、実力をつけるための一番の方法は「できなかった問題をできるようにすること」であることは間違いありません。そのため、模試で間違えた問題にじっくりと向き合って「なぜ間違えたのか」「どうやって解くのか」などを各人時間をかけてやり直しをするのが土曜補習の役割です。
高3生は大学受験に必要な知識量は膨大なものになります。そのため平常授業では、膨大な量のインプットが中心となりますので、土曜補習で問題演習を行い、定着を図っています。
■意欲シート(週間計画)
さらに、2学期以降は意欲シートという1週間の学習計画を立ててもらい、何を、いつ、どれだけするのかを考えてもらいます。また、1週間後、その実施状況を確認し、進捗を確かめていっております。受験がどんどん近付き、時間がなくなっていく中、時間をより効率的に有効に使ってもらうために実施しています。
■毎週のテスト
中3は、英数国理社の5教科テスト、高3は受験科目に合わせたテストを行っています。
1週間かけて勉強してもらい、その成果をテストで確認していく、基礎力作りを行っています。
このように、平常授業ではなかなかできない勉強を土曜補習で補うことで、受験に立ち向かう力を養成していっております。