2019年01月22日

塾長コラム


早いもので1月中旬に差し掛かりました。高3生のセンター試験がこの週末に行われ、全国の高3生、既卒生の皆さんが、この1年間一生懸命頑張ってきた成果を存分に発揮できるよう、何事もなく試験を終えることができたことを祈る時期です。

 

弊塾の高3生たちも、本当に一生懸命取り組んでくれました。過酷な小テスト範囲、毎週のテスト、サマプロ、ウイプロでのFBテストなど、大変な思いをしたと思いますが、それぞれ必死で取り組み、山を越えていってくれました。

 

今年は佐鳴予備校さんのハイスクール@willを活用させて頂き、きめ細やかな指導を行うことができ、センター対策、志望校別特訓など各種講座でしっかりと実力養成できたのではないかと思っています。

 

ただ、ここ数年、関関同立、産近甲龍など人気私大の定員充足率が補助金との関係で、かなりシビアになってきており、ほん3、4年前と比べても合格最低点も極端に上がったりする大学、学部も多く、合格しづらい状況が生まれていることも現実ではあります。

 

そういった厳しい大学入試に突入していく高3生に今われわれができることは、体調面での声かけと焦り、不安の解消ではないかと思い、毎年この時期は発する言葉一つ、言動、所作なども含めて、ナーバスになるくらい気をつけようと思っています。

 

高3生の皆さん、全力でぶつかってきてください。栄冠はわれにあり!です。

 

そんな中、夏明けから今年の反省、改善点を模索してきたものを副塾長とも何度も何度も話し合いをし、またセミナーなどにも参加して、自分たちだけの頭の中にはない知識を吸収させてもらったり、気付きやヒントをもらったりしています。何事も動かなければ身につかないので、時間の許す限り、動いたりしております。

 

つい先日も、福岡県で行われた学習塾セミナーに参加させてもらう機会がありまして、本当に色々気付きを得ることができました。

 

他塾の塾長さんとお話させて頂く場もあって、普段、悩んだり、行き詰まったりしていることをお互いお話することで、本当に勉強になることもたくさんございました。

 

何より、元気をもらうエネルギーが出てくるのが、こういったセミナーの良いところで、これからもできる限りそういった場にでかけ、目先のことだけでなく、3年先、5年先、10年先のことを考える必要があると改めて再認識をさせていただきました。

 

そんなこんなで、毎年改訂を行うアドバンスではありますが、次年度も改訂を行います。今年度ほどの大規模な改訂ではございませんが、新しい取り組みや復活なども含めて中程度の改訂になる予定です。

 

既に大きな方向性はほぼ決定しておりますが、細かな詰めや調整などもあり、2月上旬頃には、改訂のご案内、次年度検討シート兼受講申込書などをご送付させて頂けるよう鋭意準備を進めております。

 

概要は、今月号のP4、P5に掲載させて頂いておりますので、ご覧いただければ幸いです。

 

ピックアップさせて頂くと、保護者の皆様にご満足頂けますよう「割引制度」を更に充実させます。

 

現在のご兄弟姉妹割引を2倍に引き上げ、「フレンドシップ割引」、「オプションセット割引」などを新設し、月々のご負担を少しでも軽減頂けるようにしたいと考えております。

 

また、従前の少人数制指導での「トップレベル選抜」をアクティブハイブリッド(AHB)の中に復活させ、小4から中3、中1から中3までの一貫教育を行い、学校の進度、枠組みにとらわれない英才教育を進めていきたいと考えております。(編入基準を作成します)

 

また、積み重ね教科である中学生の英語、数学について、取り戻しを行う期間を設け、徹底して自立型遡行学習を低料金で行ってもらえるよう「キャッチアップ」制度を導入し、取り戻せれば終了、取り戻しができるまでは継続(ご自宅でも学習して頂きます)という制度です。

 

これは、英、数学れぞれ所定の基準を下回っている生徒については、原則として取り戻すまで必修とさせて頂きます。

 

また大きな改訂としては、「土曜補習の抜本的改訂」となります。

 

アドバンスの創立1年目から続き唯一の講座である土曜補習ではありますが、昨今の社会情勢の変化、土曜補習の役割を再度一から見直しを進め、講座名や講座自体は残す形にはなりますが、内容を一新し、中3、高3の受験生以外の中1、中2や高1、高2にも対象学年を拡げ、受験だけに特化する指導ではなく、中学生には「模試対策での実力養成」、高校生には問題演習量を補う「ビルドアップレッスン」として生まれ変わらせる予定です。

 

また土曜補習の時間帯、料金もすべて変更し、料金は従来の昼型の半額から6割引の料金で受講頂けるよう思い切って授業内容を工夫いたしました。

 

その他、定対スペシャルの改訂、英語LEXのリニューアル、欠席振替届のweb入力、予約化(ペーパレス化)など利便性をさらに追求する改訂もございます。

 

現在、最終の詰めと調整を行っており、2月上旬には改訂のご案内をお送りし、2月9日(土)の「保護者会」には内容のご案内をさせて頂けるものと思います。

 

これから10年間に中学、高校になる子どもたちは激動の時代を過ごします。新中1生は、小学英語の移行措置、教科書改訂が中3で行われるなど一番影響を受ける年でもあります。

 

次の教科書改訂では、中学英語に、仮定法や現在完了進行形、原形不定詞(知覚動詞、使役動詞)などが高校から下りて参ります。

 

ゆとり前の教科書よりも内容が濃くなり、深く学ぶのがこれからの子どもたちです。それに負けることにないよう我々も意を決して、改訂を行い、お子様の希望を叶える塾でありたいと考えております。

 

よろしくお願いいたします。