嬉しい誤算
嬉しい誤算!
定期テスト対策講座
早いもので、昨日13日(月)は浜脇中・大社中・西宮浜中・真砂中・上甲子園中の一斉1週間前となりました。一足早く今津中学が1週間前になっていましたが、今回の期末考査も前回の反省を活かして、結構改訂を行いました。
1つは、前回中間から正式導入したPM(プロジェクトマネジメント)でしたが、中間の際は、計画を立てる段階では一人一人が今までにないくらい綿密に計画を立ててくれています。生徒たちは
*次、何をしようかなと考えることが不要になって、勉強がしやすくなった
*やるべきことが明確になって、スケジュールが管理しやすくなった
*計画通りに進むと、やった!と嬉しくなることができた
などという良い面が見えた半面
*無茶な計画を立て過ぎてしまった
*やるべき内容がその日に終えられないと中々取り戻しが難しかった
*日を追うごとに計画から離れてしまい、意欲が減退してしまった
などという反省も口にしてくれました。
われわれ講師の方も、
「PM通りに進んでる?」
「はい、大丈夫です」
という会話を日々生徒たちと交わしてはいましたが、ついついそのままになってしまったきらいもあり、そこは反省点の一つでした。
そこで、
今回の期末では、PMはもちろん、レベルアップして記入してもらうとともに、毎日終了時または次の日の一番に、一人一人のワーク、新ワークの進捗具合を確認し、内容のアドバイスから、勉強面のアドバイス、ペース配分などを一人一人のワークとPMを照らし合わせながら、確認することにしました。
昨日の初日
20時台の授業の休憩時間には、
「先生!英語のワーク全部終わった!」
とPMとワークを持ってきてくれ、チェック印を押したり、
「この間違って赤の所はしっかり復習しとかなあかんで」
と一言アドバイスを行ったりしておりました。
21時台の授業終了後には、先生!先生!と1列になって、塾長と副塾長それぞれの前にワークとPMを持って並んでくれて、一生懸命やった内容、ワークを見せてくれたり、
「数学は終わったけど、英語が1ページだけ残ったので、先生、家でやるね」
などと自ら説明をしてくれる生徒も居たりして、こんなに生徒たちが自分から報告をやってくれるのは少し嬉しい誤算でした。(生徒の皆さんごめんです)
コーチングでは「承認」活動が大切ですが、一人一人とワークとPMを突き合わせ、
「おー、こんなにできたんやね。よく頑張ったね」
「今日は3科目もワーク終了したんや。そしたら時間を置いて、もう一度間違えたところを解きなおしてみたらいいかも」
「ワーク忘れたきたんやぁ、そしたら最初からPMできひんやん笑 んっ?帰ってから家でちゃんとやる?おー、すごいね。それじゃ、明日来た時確認するね」
などという会話が一人一人とでき、生徒の方も承認されて、心なしかニコニコしているように思えたのは、気のせいでしょうか。
これは、意外?!といい流れだと思ったので、ご紹介させて頂きました。保護者の方も是非、テスト中は、ワークとPMを確認頂き、承認活動を活発化されてみてはいかがでしょうか。
21:10から中3の進路面談で保護者の方をお待たせしており、全員分をチェックできなった部分もあったので、本日定対の始まりには、きっちりと確認して、一人一人にアドバイスを送りたいと考えています。
PMの説明の際には、これも期末から改訂する「理科マラソン」、「社会マラソン」について説明をしたり、これも今回初の「CT」(コーチングタイム)の実施なども踏まえて、学力面だけでなく、メンタル面の向上、モチベーションアップにつなげるための計画を少し話をしました。
理社マラソンやCT(コーチングタイム)の詳細は、追って実施次第、詳しくご報告したいと思います。
期末に向けて、全員必死で取り組んでいますので、是非伴走し、結果を出せるようサポートしたいと思います!
※写真 中2・中1生がSHBブースに、中3生がインテンシブ教室で一生懸命PMを作成しています。学校ワークのページ数を割り振りすることはもちろんのこと、定対用テキスト「新ワーク」のテスト範囲のページ数を割り振りも行います。アウトプットの演習量を取りつつ、インプットの暗記をする部分の時間もしっかりとれるように指導を行っています。