教務便り
ご無沙汰しております。
安田です。11月末頃からは、入試も目前ということで、忙しさを極めておりました。
この1月末からは大学入試が始まり、少し前には共通テストもございました。
特に国語科として、国語がどこまで変更されるのかと注視しておりました。予想問題や、試行調査などを解いてみると、読解問題というよりも、少しトリッキーな問題も出題されていたので、生徒たちにもアドバイスを直前にしておりました。
いざ、ふたを開けてみると、1題の中で複数の文章を読ませるという形式ではあったものの、その部分もそれほど難しくはなく、ほっと安心いたしました。
英語も、アクセントや文法問題がなくなり、長文読解ばかりとなりました。どちらかというとセンター試験よりも、TOEIC的な要素が強くなったように感じました。
ここで必要とされる力は、読解力よりも速読力と、いかに設問のポイントを早くつかむかという情報処理能力であったと思われます。学力を見定めるための試験に、色々な要素を詰め込みすぎなのではないかという印象もあります。
また、コロナ禍で国公立大学が、共通テストのみで合否を判断するというところもチラホラでてきており、大切な受験を今年始まったばかりのテストだけで決められることに釈然としない思いもあります。
私立一般入試は、これからが本番となりますので、生徒の皆さんが精いっぱい力を出し切って頂けるように、全力でサポートしていきたいと思います。
そして、そのあとには、高校入試も待ち構えており、現在、推薦入試を受験する生徒たちの面接対策を行っております。
志望動機、自己PRなど定型のものはもちろん、集団討論型など当日、どのような形式となっても対応できるように鍛えていっているところです。
残すところ、あと1回となりましたので、最終しっかりと仕上げて、それぞれのベストを尽くしてきてもらいたいと思います。
さて、今回同封させて頂きましたご案内の通り、新年度は大きな改訂を行いました。
コロナ禍にも関わりませず、ご在籍頂いた方、また、これからアドバンスにご入塾頂ける方に何か恩返しができないかと考え、昨年の休校期間頃から塾長と打ち合わせを重ねてまいり、アドバンス史上、最高のフルスペックができたと自負しております。
大きな特徴としましては、
①中高生は全て通いホーダイに。②サマプロ・ウイプロもコミコミ。③定期テスト対策講座もコミコミ。
④教室維持費、全国模試代など追加費用もなし。
⑤さらに必要なサポート講座も全て入っている。
という、アドバンスやけになったのか?笑と思われるくらいのフルスペックとなっております。
このコロナ禍で感じたことは「学びの空白期間を作ってはならない」ということでした。
たかが夏休みの1か月、冬休みの2週間と思われるかもしれませんが、一度切れてしまった糸をまたつなぎ直すのには、時間がかかります。
そして、つないでいる間も、時間も勉強も進んでいきますので、どうしても遅れが生じてしまいます。
そこで、夏冬の特別講習も含めて、すべて一本化することで、そういった学びの空白期間をなくしていきたいと考えています。
もちろん、料金がそれで高くなっては意味がありません。
そこで、マーケティングを入念に行い、集団授業塾並みの低料金での受講を可能とさせていただきました。
また、以前10年間実施しておりましたOneトレを使った学び「演習個別ACT」もメイン講座として復活。これにより、習熟度に合わせて学びのスタイルを選択いただける幅を大きくとることができたと考えております。
現在も一部の中学生にも活用してもらっておりますが、やはり良質な問題を数多く解けるという点は、大きなメリットであると再認識しております。
これらの授業を通じて、生徒の皆さんはもちろん、保護者の方々にも喜んでいただける関係を構築できればと考えております。
ホームページも新たに作らせて頂き、構成にも頭を悩ませましたが、近日中には公開可能なところまで、なんとかこぎつけることができました。
新たな気持ちで、20年目となるアドバンス第一歩を踏み出していきたいと考えております。
また、今後ともより一層のご指導、ご鞭撻のほど、何卒、よろしくお願い申し上げます。