教務便り
ご無沙汰しております。安田です。
早いもので12月です。
師走という名の通り、12月は塾の先生も大忙しです。(笑)
定期テストが終わったと思うと、ウイプロの準備に追われています。テストや座席、その他諸々の準備がたくさんあります。
さて、その定期テストですが、中学生は、11月ではありますが、期末テストが終了しました。(早いですね・・・)
今回は、よりテスト対策を強化しようと「学校ワーク」のチェックを行うことを事前にリリースしておりました。
そうすると、恐れていた通り「持ってくるのを忘れた」「学校に先に提出してしまった」さらには「できていない」という声…。
予想はしていました。ただ、それでいいのかということを、生徒の皆さんには問いかけたいです。
提出物の完成が遅れると、それだけ、本来もっと苦手教科や単元に焦点を当てて勉強する時間が失われてしまったり、時間に追われ、学校ワークが適当になってしまうことも考えられます。
今回、チェックした中でも「答え合わせの際に、間違った字を書いているのに○をしている」や「答え合わせをせずに解き進めている」「オレンジで答えを写している(後で覚えるため)」などが散見されました。
テスト勉強の仕方を、今一度徹底して「きっちりと丁寧に進める」ということを覚えてもらえるようにしていきたいと考えています。
と、耳の痛いことばかり書きましたが、嬉しいご報告も。
今回、なんと5教科で56点アップという大きな成果をあげてくれた生徒もいました。
この生徒は、週のうちに1回は居残ったり、夕方に1~2時間だけきて勉強をして帰るということを中間テスト終わりから継続。
その際には、ノートをまとめたり、学校ワークを先に進めたりと、自ら進んで、テストに向けた勉強をコツコツと積み上げてくれていました。
そのため、ワークはきっちりとテスト1週間前には完成しており、さらに、定対期間には「学トレ」で予想問題を解き進めていきますが、その「テスト対策」を終了し、まとめ問題の「アチーブメント」まで終了。そのうえで、Oneトレで演習を行うなど、十分なアウトプットを行うことができました。
その結果、テスト前は心配していた科目で、92点という高得点を取ることができました。
電気分野の単元は、公式も含めしっかりと理解ができていないと点数が取れないところですので、今回の勉強がしっかりとあてはまった良い例だったように思います。
やはりコツコツと努力を積み重ねられることは、何よりも大きな力になることを再認識させて頂きました。
点数を上げるためには「徹底する」ということを意識してもらいたいです。良く言うことですが、100点を取るつもりで臨むと、その徹底するということが難しくはなくなります。
徹底するというのは、隅々まで理解し、覚えて、演習までこなすということです。
例えば、国語のテストでは、本文を全部読み、ノートを理解し、新出漢字はもちろん、教科書の欄外の言葉や、文章中の知らない漢字や言葉、出典、作者名を覚えていました。古文であれば、全ての訳を自分でできるようにし、できないところは品詞分解をして理解していました。
その結果、元々好きではありましたが、自然と得意科目になっていました。
成績を本気で上げたいのなら、こんな努力を皆さんにもしてもらいたいと思っています。
12月18日からウインタープログラムも、最大でも、たったの12日間しかありません。しかし、この12日間の学習を「徹底する」という意識をもって学んでもらえると、大きな成果が生まれると確信しています。
ベーシックプランは全生徒に付帯しているプランですが、スタンダードやジャンプアップ、通いホーダイへのアップグレード率も現在までのところ、7割を超えています。
これは、以前までのウインタープログラムでの傾向から大きく変わった点もあります。
頑張ってもらいやすいプランや環境作りができているのであれば、本当にうれしいことであります。
ウイプロで頑張って頂き、3学期、そして新年度でジャンプアップして頂けるよう、学習進度なども綿密に計画して、1人1人が頑張れる環境作りをしていきたいと思います。