須磨学園中学・高等学校さん
須磨学園さんの学習塾対象の入試説明会に伺って参りました。
毎年、色々な中学、高校の学習塾向け説明会に伺いますが、須磨学園さんは、配布される資料の充実度はもちろんのこと、当該資料以外の内容も詳しくご説明頂けるので、非常にわかりやすく、われわれ私塾にとって有り難い内容です。
学校さんによっては、資料の文章をただそのまま読み上げるだけであったり、資料を読めばわかることだけをお話されたりする所もあって、少し残念な気になる学校さんもありますが、須磨学園さんは、資料以外の非常に重要なお話を頂き、メモをしっかり取って聞き逃さないようにしないといけませんので、こちらの集中力もとても保つことができます。
こういう観点は我々が実施する説明会などでも気をつけなければいけませんし、人のふり見て我がふり直せの諺を肝に銘じたいと思います。
現在の中1生からの大学入試の大変革に対する対応や兵庫県の私学の方向性、そして須磨学園さんがあるべき姿などを理事長さまから具体的なお話をお聞きすることができました。
また各教科担当の先生からは、教科毎の前年度入試の講評、出題意図、次年度入試の出題傾向など詳しくご説明を頂きました。そのようなお考えでこの問題を作製されているのかと出題意図をお聞きするにあたって、非常に興味深いお話もお聞きできましたので、今後の弊社の塾生の進路指導に活かしていきたいと思います。
なにはともあれ、ただ機械的に知識を丸暗記したり、パターン化して演習量だけを増やしたり(これも解法パターンを暗記するにつながると思いますが)といった生徒を求めているのではなく、「考えることができる」、「考えて行動できる」といった生徒を望まれているんだとひしひしと感じることができました。それは、ただ単に公立トップ校、2番手校に達する内申点だけではなく、思考力という力を持った生徒に入学して欲しいということのような気もしています。
弊塾からも須磨学園さんのⅢ類理数、Ⅲ類英数、Ⅱ類、Ⅰ類に送り込んだ生徒の多くは、本当に自ら考えることのできる生徒でした。そういった面では須磨学園さんに更に鍛えられ、その後、自分で考えた進路を着実に進んでくれているようです。また弊社の講師の中にも須磨学園さん出身の講師の方も居られますが、やはりこの「考えて行動する」ということが自然にできておられる気がします。そういった面でも、須磨学園さんの学校生活を垣間見ることができるのかなと感じています。
是非、今の自分に満足することなく、自分磨きをもっとしてみたいと自ら考えて行動できる塾生の皆さん、須磨学園さんに目を向けてみられてはどうでしょうか。