探究プライム
総合型選抜で難関大学進学を目指す「探究プライム」
今や、大学進学は学力での一般選抜と、様々な特性を活かした総合型選抜+指定校推薦などの学校推薦型選抜の割合は、50:50となっています。
学力は身につけながら、総合型選抜(旧AO入試)での大学進学も視野に入れた対策を行うのが、こちらの探究プライム。
大学が求める学生像に合致する人物を選抜する入試制度です。
従来のAO入試と同じく、大学が「求める学生像」=アドミッションポリシーに合致する人物を選抜する入試制度です。
私立大学の86.0%、国立大学の73.2%(2020年度)で実施されており、今や代表的な入試方法の一つ。
この傾向はもちろん総合型選抜になっても続いていくと見られています。
但し、以前問題になった、AO入試組の大学進学者の学力不足などを解消すべく、学力担保が必須条件となっておりますので、AO=勉強がいらないというわけではありません。
大学・学部によって異なりますが、大まかに言いますと下記の通りとなります。
志望理由書・調査書などの書類選考と面接、小論文によって選抜が行われるのが基本。
ただし、大学によって選考方法に特色があることも少なくありません。
学力試験や、面接で志望分野に関連する知識が問われることもあります。
また、プレゼンテーションやグループディスカッション、フィールドワークなどが課される大学もあります。
文部科学省は、AO入試から総合型選抜への変更に当たって、以下の点を各大学に求める改善点として挙げています。
・調査書等の出願書類だけでなく、
(1)各大学が実施する評価方法等
例:小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目に係るテスト、資格・検定試験の成績等
もしくは
(2)「大学入学共通テスト」 の少なくともいずれか1つの活用を必須化すること。
・志願者本人の記載する資料(例:活動報告書、入学希望理由書、学修計画書等)を積極的に活用すること。
つまり、何らかのかたちで学力を測ることが条件になっています。「AO=学力が問われない」というわけではありません。
近隣の大学の総合型選抜の入試例 【神戸大学】 文「志」特別選抜 専願制 評定4.0以上 学力検査・志望活動・模擬講義・小論文・面接口頭試問。 【関西学院大学】 社会 社会 探究評価型 成績条件有 探究活動に取り組み、大会やコンテストで成果発表を実施。英語CEFR B1以上。 課題研究の概要説明書・ポートフォリオ(成果物)その他。面接有。
商学部 学部特色型 専願制 成績条件有 事業承継候補者または起業志向者。英語資格・検定試験のスコア提出。 志望理由書・活動報告書・事業計画書。面接口頭試問・プレゼンテーションを含む。
【関西大学】 経済 AO入試 グローバルリーダー志向型 成績条件有評定3.5以上。 課題エッセイ・英語外部試験スコア提出。面接口頭試問。
経済 AO入試 データサイエンティスト志向型 成績条件有評定3.5以上。 情報処理やデータサイエンスに関する活動。 情報処理・数学技能などに関わる高度な資格。課題エッセイ・面接口頭試問
人間健康AO入試 体験学習プログラム 成績条件有評定3.5以上。 特色ある活動実績。体験学習プログラムの内容を踏まえた筆記課題。面接口頭試問。
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総合型選抜で合格するには、どんな対策が必要ですか?
探究テーマをどれだけ、深く探究できているかが、重要なポイントです。
学びたいテーマについて自分なりに探究を深めることが最大の対策!
「学びたい分野について、関心をもつようになったきっかけ」
「今までに探究してきたこと」
「探究の過程で発見した課題」
「その課題に大学でどのように取り組んでいきたいか」
などを、自分を軸とした一連のストーリーとしてしっかりと書き、語れるようにしておくことが大切です。
志望理由書と面接で話すことの整合性もチェックされるので、付け焼き刃で志望理由書だけうまくまとめてもダメです。
本当にその分野に関心を深めていなければ、面接でボロが出てしまいます。そうならないためにも、探究を深める必要があります。
さまざまなテーマを深めていくものとなります。
「探究」を深めることをメインとした取り組みを行ってもらいます。
探究を深めるのに、1か月や2か月では時間が足りませんので、出来る限り早期からの対策をオススメしております。
ステージ |
学年 |
受講内容 |
ステージ1 |
高1~高2の10月まで |
探究テーマでの探究をレポートにまとめ、定期的なプレゼンテーションの実施 |
ステージ2 |
高2の10月以降 |
探究レポートと、定期的なプレゼンテーションに加え、小論文対策講座で小論文の書き方を学び、その添削を実施し、実戦力を身につけます。 |
高1~高2の10月まで
自然科学系、法学系、社会科学系、医歯薬系などあらゆるテーマを探究し、レポート作成を行いつつ、自分自身が進むべき方向性、やりたいことを探究していきます。
高2の10月以降
自分の目指す分野を決定し、さらに深化した内容を探究するとともに、作文ではない小論文を論理的に書けるような講座を受講。
実際に小論文を書いた上で、添削まで行い、更に小論文力を高めていきます。
探究プライムは、高1~高3を対象としておりますが、総合型選抜は入試が早いため(9月~10月頃)、高1から複数年次をかけて、しっかりと対策をしていくことを基本としております。
また、「学力担保」という学力基準(評定値や、共通テスト受験など)を求められるケースも多いため、基本的には、通常の塾部門で学力をしっかりと養成し、その講座トッピングとして、探究プライムを受講頂くという形で考えております。
一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜を両睨みで大学入試に打ち勝つことが今後の大きな課題となりますので、高1からしっかりと対策をしていきましょう。
月回数 |
1回あたりの指導時間 |
単独受講料金(税込) |
塾併用料金(税込) |
月4回 |
探究100分 (4回1セット:探究+レポート作成+プレゼン) |
16,000円(17,600円) |
8,000円(8,800円) |
月8回 |
探究100分 (4回1セット:探究+レポート作成+プレゼン) |
32,000円(35,200円) |
※13,000円(14,300円) |
小論文対策講座100分 |
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システム利用料 |
1,000円(1,100円) |
※ハイスクール@will受講塾生が、講座トッピングで受講の場合、月8回受講時の塾併用料金はΔ5,000円(税込5,500円)割引となります。
必須追加添削講座 |
単独受講料金(税込) |
塾併用料金(税込) |
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小論文(佐鳴予備校)添削講座(5回セット) |
19,800円(21,780円) |
18,000円(19,800円) |